「サービス紹介ページ」に追記したら、次は「サービス紹介ページ」の誘導先である「サービスごとのサービス紹介ページ」を作成しましょう。
「サービスごとのサービス紹介ページ」は、ホームページで集客したいサービスごとに作成するため、時間がかかると思います。
アクセス者にサービスを利用してもらえるように説得するページである「サービスごとのサービス紹介ページ」を作成するポイントは、下記の2つです。
アクセス者にお問合せ、あるいはお申込みしてもらうためには、サービスを利用するイメージを持ってもらう必要があります。
特にアクセス者がサービス内容を思い描きにくい業種ほど、サービスの内容を詳細に説明することを心がけましょう。
どれだけ多くのアクセスを集めても、サービスを利用するイメージをアクセス者に抱かせることができなければ、お問合せは増えません。
いくらサービスを利用するイメージを持ってもらっても、アクセス者がサービスを利用するメリットを感じなければ、お問合せ・お申込みしてくれません。
そのため、「サービスごとのサービス紹介ページ」を読んだアクセス者がサービスのメリットを理解できるように、ページを作成しましょう。
サービスを提供するメリットは、わかりやすく「サービスを利用する3つのメリット」のような形で掲載することをお勧めします。
「サービスごとのサービス紹介ページ」のひな形もご納品させていただいておりますので、そのひな形を埋めていきましょう。
ご納品させていただいたひな形を埋めれば、上記でご紹介した2つのポイントをふまえた「サービスごとのサービス紹介ページ」を作れるようになっております。
ここからはひな形を埋めるポイントを、それぞれのコンテンツごとにお伝えしていきます。
ページ最上部の「〇〇サービスのご紹介」の見出し内には、下記2点を記載しましょう。
アクセス者はページ最上部の見出しと文章を見て、そのページを読むか決めます。
そのため、最上部の見出しと文章を見ただけで、そのページの内容がわかるようにしましょう。
そのためには、「サービス概要」と「サービスを利用するメリット」を記載する必要があります。
どんなサービスで、そのサービスがどんなメリットがあるかを200~300文字程度でご記入ください。
「〇〇サービスの特徴(orメリット)」の見出し内の文章には、各サービスごとの特徴(orメリット)を記入しましょう。
各サービスごとの特徴やメリットが多すぎると、アクセス者に読まれにくくなりますし、少なすぎると説得できなくなります。
そのため、特徴やメリットは3つ~5つ程度におさめてください。
特徴やメリットを書く時のポイントは、この3つです。
掲載するメリットはアクセス者のお悩みを解決できるものを選びましょう。
アクセス者のお悩みを解決できないメリットを掲載しても、アクセス者はお問合せしてくれません。
アクセス者を具体的にイメージし、そのアクセス者のお悩みを書き出してみましょう。
そして、そのお悩みを解決できるメリットや特徴をホームページに掲載しましょう。
例)
「特徴1」や「特徴2」のアイコンの右にある見出しを読んだだけで、アクセス者にとってどんなメリットがあるか伝わるようにしましょう。
見出しを読んだアクセス者が考えなければいけない見出しだと、アクセス者は本文を読んでくれなかったり、アクセス者にメリットが伝わらない可能性があります。
会社の特徴をそのまま見出しにしただけだと、アクセス者にメリットが伝わりにくくなります。
会社の特徴を書き出し、その特徴はアクセス者にどんなメリットがあるか考えましょう。
そこで考えたメリットを見出しにすると、アクセス者にメリットが伝わりやすくなります。
例)
ダメな見出し:経験が豊富
メリットが伝わる見出し:豊富な経験を活かして、スピーディに手続きを進めます
見出しでメリットを伝えたら、本文でその根拠をしっかり説明しましょう。
メリットを伝えるだけではアクセス者は納得してくれません。
「そのメリットをなぜ提供できるのか」までしっかり説明してアクセス者に信頼してもらいましょう。
例)
見出し:どんな難しいケースでも全て当社で代行します
本文:どんなに難しいケースでも全て当社で代行可能です。
当社には年間100件以上案件を対応する経験豊富なスタッフが対応するため、難しいケースでもスムーズに対応できます。また、万が一当社だけで対応できない場合は、各種専門家と連携して対応いたします。
アクセス者にお問合せ・お申込みしてもらうためには、アクセス者が抱いているサービスに関わる不安を解消する必要があります。
アクセス者がよく抱く不安の1つに「サービス料金」があります。
サービスの料金がわからないと、いくらかかるのか不安になるため、なかなかお問合せ・お申込みしてくれません。
そのため、各サービスごとの料金を明記しておきましょう。
ただ、お客さまの状況や依頼内容によって、費用が変動する場合もあります。
その場合は、下記どちらかの方法でアクセス者に費用感を伝えてください。
「2.金額がイメージできる事例を掲載する」が少しイメージしにくいと思いますので、下記の例をご覧いただければ幸いです。
経営コンサルの場合)
従業員1,000以下、年間売上高 10億円の企業に下記内容でご依頼いただいた場合、サービス費用は月々400万円となります。
実際にかかる必要については、条件をお伺いさせていただいた上でヒアリングいたしますので、お気軽にご相談ください。
「〇〇サービスの流れ」の見出し内では、お問合せからサービス提供完了までの流れをご説明ください。
事前にサービスの流れをご説明することで、アクセス者のサービス利用時の不安を解消できます。
サービスの流れはできるだけ3~5つにおさえてください。あまり長すぎるとアクセス者が理解しづらくなります。
状況によってサービスの流れが変わる場合は、最も多い流れを掲載していただければと思います。
各ステップごとの説明文には、それぞれ下記2点をご記入ください。
この2点を記入すると、アクセス者はサービスの流れを理解しやすくなります。
「〇〇サービスをご利用いただいた事例」では、実際に御社のサービスをご利用されたお客さまの事例を掲載してください。
サービスの利用事例を掲載することで、アクセス者がサービスを利用するイメージを持ってもらいやすくなります。
また、事例を掲載する時は下記3点をセットで掲載しましょう。
経営コンサルの場合)
お客さまから「残業代が多くて困っている。経費削減したいがなんとかならないか」とご相談いただきました。
今の業績を維持しつつ残業をへらすためには、業務を効率化する必要があったので、業務の仕組み化・マニュアル化・無駄な作業の削減を実施。
その結果、残業代が減った上に業績も上がり、お喜びの声をいただきました。
「サービスごとのサービス紹介ページ」を作成したら、最後にホームページ更新画面の「SEOの設定」の項目を入力しましょう。
「SEOの設定」はSEOを行う上で重要な項目です。
「サービスごとのサービス紹介ページ」は、見込み度の高いキーワードで上位表示を狙いやすいページなので、必ず「SEOの設定」を行いましょう。
「サービスごとのサービス紹介ページ」では、地域キーワードと呼ばれる種類のキーワードを狙いましょう。
地域キーワードとは、
「地域名+キーワード」
のように地域名を含めたキーワードのことです。
「サービスごとのサービス紹介ページ」では「狙いたい地域名(市区町村単位)+紹介するサービス名」を狙いましょう。
「狙いたい地域名(市区町村単位)+紹介するサービス名」はかなり見込み度が高いキーワードなので、上位表示できればお問合せに繋がるアクセスが集まります。
本ページを参考に作成した「サービスごとのサービス紹介ページ」は、上記のキーワードで上位表示しやすいように設計しておりますので、「SEO設定」も忘れずに行ってください。
ページタイトルの役割は、そのページの内容を端的にGoogleに伝えることです。
上記の役割を持っているため、Googleもページタイトルを重要視しており、ページタイトルの内容は検索順位に大きく影響します。
また、このように検索結果上にそのページのタイトルとして表示されます。
検索した人はページのタイトルと説明文を読んで、クリックするため、クリック率を大きく左右します。
ただ、検索結果上に表示されるページのタイトルはGoogleが自動で調整することがあり、必ずしもページタイトルのまま検索結果に表示されるわけではありません。
ページタイトルを設定するポイントは、以下の5点です。
ページタイトルは、その内容を端的に伝えるもの。
そのため、基本的にはページの内容とページタイトルが一致していないとターゲットにとってもGoogleにとっても良くありません。
そのため、必ずページの内容にあったページタイトルをつけましょう。
ページタイトルが長すぎると
ため、ページタイトルは32文字程度におさめましょう。
ページタイトルには、必ずそのページで上位表示させたいキーワードを含ましょう。
ページタイトルにキーワードを含めることで、そのキーワードとページとの関連性をよりGoogleに伝えやすくなります。
キーワードを含める時は不自然な日本語やタイトルにならないように注意してください。
不自然な日本語になるとSEO的にも良くありませんし、検索結果に表示された時のクリック率も低くなります。
そのため、自然な日本語・タイトルになるようにキーワードを含めることが重要です。
また、下記2つも意識すると、よりSEOに効果があるページタイトルになります。
他のページと同じページタイトルをつけると、そのページの評価が下がる原因になります。
これは直接的に上位表示に効果があるわけではありませんが、検索結果上でクリックしてもらうために重要なポイントです。
いくら上位表示してもクリックしてもらえないと意味がありません。
ターゲットがクリックしたくなるようなタイトルにするためには、下記2つを意識してください。
ページタイトルと同様、ページ概要の内容もこのように検索結果の説明文(スニペット)に表示されます。
ただ、ページ概要に入れたからといって、必ずしも検索結果にその内容が表示されるわけではありません。
Googleがサイト内の文章を説明文として表示することもあります。
ページ概要は直接的にSEOに効果はありませんが、ターゲットは検索結果の説明文も読んでクリックするため、ページ概要も検索結果上のクリック率に影響します。
ページ概要を設定するポイントは、以下の3点です。
ページ概要の文字数が多すぎると、検索結果では省略されてしまうことがあります。
そのため、ページ概要は120文字以内でおさめましょう。
120文字以内であれば、ページ概要の全文が検索結果の説明文として表示される可能性が高くなります。
SEOに効果はありませんが、ページ概要にキーワードが入っていると、検索結果に表示された時に太字になります。
太字になると目立つため、説明文を読んでもらうきっかけになります。
ターゲットは検索結果の説明文を読んでそのサイトを見るか決めるため、ターゲットがそのサイトを見たくなるようなページ概要にしましょう。
ターゲットがそのサイトを見たくなるようなページ概要にするには、下記2つがポイントです。
Googleは世の中にある数多くのホームページを様々な基準で評価し、各キーワードの検索順位を決めています。
その基準を知れば、狙ったキーワードで上位表示する可能性が高くなるため、今回ご紹介するこの2つの基準だけは覚えておきましょう。
極端に言ってしまえばコンテンツの質が高いページがたくさんあるホームページほど、検索結果の上位に表示されやすくなります。
いくら質の高いコンテンツがあっても、ページ数が少ないと上位表示されにくい傾向があります。
逆に質の低いコンテンツがいくらあっても、上位表示はされにくいです。
そのため、検索から多くのアクセスを集めたい方は、アクセス者が必要な情報をできるだけ多くホームページに掲載しましょう。
ここまでお読みいただいた方は、「コンテンツの質って何?」という疑問が生まれたはずです。
コンテンツの質と言われても、どんなページを作ったらいいかわからないですよね。
コンテンツの質を評価する基準はたくさんありますが、まずは、「アクセス者が知りたい情報を読みやすく載せる」ことを意識しましょう。
これが意識できれば、自然にコンテンツの質は高くなるはずです。
「ホームページ制作講座」のスケジュールにあるページだけでなく、アクセス者が知りたいと思える情報をどんどんホームページに掲載していきましょう。
「各サービスごとにサービス紹介ページ」の作成、お疲れ様でした。
ページのコンテンツも多く、サービスごとに作成しなければいけないので、大変だったと思います。
ただ、「各サービスごとにサービス紹介ページ」したことで、ホームページを更新することにだいぶ慣れてきたはずです。
次のステップでは、せっかくページをアクセス者に見てもらうために、他のページから「各サービスごとにサービス紹介ページ」へ誘導していきます。